[記事を書く] [月別][コメント] [更新アラート] 2020年05月11日(月) 【『戦国武将殺人紀行 歴女美人探偵アルキメデス』】 タイトル名に引かれて読み始めた。 上杉謙信や伊達政宗も取り上げられていたので、より興味津々。 ということで、著者の鯨統一郎さんとも初めての出会い。 それにしても、人物設定もテーマもぜんぜん違うのに、どうして頭の中は「キャッツアイ」がちらつくのか。 唯一似てるのって「ひとみさん」が登場していることと、3人の女性が主役ってことだけなのに。 静香、ひとみ、はるこの中では、はるこさんが良い感じ。 他の二人のほうがいろんな意味で目立っているけど、最終的にしっかり事件解決してるのってはるこさんのような。 性格的にも他の二人よりおっとり落ち着いている感じが好み。 歴史的な内容についてはそれほど難しいことは書かれていないので、歴史にそれほど興味のない人でも、軽く旅行気分で読めると思う。 去年長野県に出かけた時、川中島古戦場史跡公園にも行けたら良かったなあと思ってしまった。 08:53 コメント(0) [コメントを書く] 2018年11月08日(木) 【『視覚障害者のための布地の本 衣生活編』】 昔学校で、分厚い布地の本を見せてもらったことがあった。 どこかで同じような本を借りることができないかと思い探してみたら見つけた。 説明と共にそれに対応する布地の見本が触れるようになっている。 聞いたことはあっても触れる機会がないものがたくさん。 ベロアとか羽二重を使った服なんて着ることなんかなさそうだし。 例えば『赤毛のアン』に「モスリンのドレス」が登場しても、モスリンを勝手に想像するか、どうしても知りたければ大きな手芸屋さんに行くしかないかもしれないけれど、こういう本があれば、いろんな本に出てくる服についてのイメージもしやすくなる。 18:10 コメント(0) [コメントを書く] 2018年10月29日(月) 【『駅メロ! THE BEST 【山手線、メトロ、京急、山陽電鉄ほかオリジナル音源CD楽譜付き】』】 多くの駅メロや番組テーマ曲・CM曲等を作曲している著者。 駅メロ関連のあれこれが親しみやすい語り口で書かれていて楽しい。 付属CDの音源を聴きながら点字楽譜に触るのもおもしろかった。 著者の塩塚さんがいうように、ピアノ練習曲にぴったりな曲もたくさんある。 曲が短いし、練習しやすいと思う。 18:04 コメント(0) [コメントを書く] 2018年08月31日(金) 【『世界の国旗図鑑 歴史とともに進化する国旗 改訂版』】 独立国の国旗は全て点図入りで紹介されているので読み応え抜群でした! 各国について、人工・面積・言語・通貨等の情報が記されているのを読むのも楽しい。 アルジェリアでベルベル語が話されているとか、マダガスカルでアリアリという通貨が使われているとか、知らないことがたくさん。 各国の独立に至るまでの簡単な経緯や国旗の絵の特徴と意味がシンプルに説明されていて、それほど難しく書いてある訳ではないので、小学校高学年から大人までを対象として書かれている本ということにも納得できました。 点図の絵の解説はかなり細かく記されています。 色の違いは点字表示のみのものが多いので、触った感じがゴチャゴチャした感じがなくシンプル。 旗の中に描かれている絵の部分だけを取り上げて拡大したものを記してあったりもして丁寧。 点図があると 08:07 コメント(0) [コメントを書く] 2018年08月20日(月) 【『すぐわかる画家別西洋絵画の見かた』】 50数人の西洋の画家について、シンプルにわかりやすくまとめられています。 それぞれの画家の生い立ち、時代背景、絵の特徴、代表作。 代表作については、全てではないにしろ、点図でもかなりのものが紹介されていて、絵の説明も適切に記されていました。 名前は知っていても、実際に絵を見て確認することが難しければ、それほど関心を持たずに過ぎてしまいますが、絵に関心のある人が身近にいて、例えば「フェルメールの絵が好き」という話を聞いた時に、フェルメールがどのような作品を描いたのかを知っているのといないのとでは、その人との会話も違ってきます。 そして、「名前と代表作品だけは習って知ってます。で終わるよりは、もう少し深い所まで知識を入れてみると、少しずつ絵に対しても興味が沸いてきたりもします。 自分が特に共感を覚える絵はどれだろうとか、この時代にはこういう類の描かれ方をすることが多かったんだなあとか、この画家はこういう技法を好んで取り入れたんだなあとか。 07:49 コメント(0) [コメントを書く] 2016年09月03日(土) 【「マクブルームさんの素敵な畑」、「マクブルームさんのへんてこ動物園」】 舞台はアメリカなのに、どうして語りが関西弁?と、先ずはその風変わりさにびっくり (・。・) 話の内容も、そんなことありえるかあ!という出来事が次々と起こる。 きっとこういう乗りだから、もしもこれを標準語訳にしてしまうとどうなのかな…と最終的には思えた。 こんな畑があったら便利だなあ。 靴も小さくなったら、土に埋めて数分で大きくできる。 植えて直ぐに収穫できるから虫も付いてる間がなさそうでいい。 新鮮なものがいつでも手軽に収穫できる。 でも、うっかり畑に関係ないものが入り込んだりしたら、何が起きるかわからないのがデメリット。 子供が11人も居て、ずらずらっと名前が呼ばれる場面が何度もあるのに、最後まで全員の名前が覚えられなかった。 とにかく、こんな環境で生活できる子供たちは毎日が楽しいだろうな。 10:27 コメント(0) [コメントを書く] 2016年08月21日(日) 【牧場の少女カトリ】 昔「世界名作劇場」で放映されていたものをずっと見ていましたが、その後再放送を見る機会もなく、細かい内用や登場人物はかなり忘れている部分もありました。 そんなこともあって、ふと原作を読めば色々思い出せるかもと思い読んでみた訳ですが。 えっ?こんなストーリー展開だったっけ?と驚きながら読みました。 読み終えて後から調べてみると、やはりアニメと原作では随分違う内容もあるとのこと。 特に、カトリのお母さんのその後についてはあまりにも違い過ぎるので、調べたことで違和感が解決しました。 カトリって、あちこち裕福な家に雇われることになって、そこで苦労しながら働いて、それなのに必ず意地悪な人や厳しい人が誰か居て、いやな思いをしながらもがんばっているという印象が強い。 あとは、牛の見張りをしている時にトラブル発生という場面もイコールカトリの印象。 アニメでは最終的にお母さんと再会できて、とりあえずハッピーエンド。 原作では自分の結婚を控えているというシーンで終了ということで、こちらもハッピーエンド。 当然原作ではアベルは出て来ないだろうと思っていたら予想どおりでした。 原作だけ読んだ所から受ける印象は、ちょっとした道徳の教科書のような? 「厳しい現実」はたくさん伝わって来るけど、あまり楽しい気分になれるような内用ではないなあ。 アニメでは、親切にしてくれる人の印象ももっと強く残っているし、アベルも含め、他にもちょっと愉快なこともオリジナルストーリーとしてあった気もして、親しみやすく制作されていたと思います。 16:32 コメント(0) [コメントを書く] 2016年08月19日(金) 【ドン・キホーテ】 初めて読んだのは小2の頃。 その頃は、ドン・キホーテのするこということが、訳がわからずおかしいという印象を受けただけだったと思う。 心理学のとある科目を勉強していたら、ドン・キホーテの話が取り上げられていて、どこかで読み直しをしてみようと思っていた。 日本語訳もたくさん出ているし、子供向けのものや長編バージョンもあったりするが、今回も以前と同様、子供向けに簡潔にまとめられたものを読み返してみた。 やはり滑稽さは常に感じる。 けれど、「信じて立ち向かう姿勢」や、「妄想」のような異常心理について等、おもしろいの一言だけでは終わらない奥深さがある。 この話は、時代によっても様々な解釈がされているらしい。 セルバンテスの生きていた頃のヨーロッパの歴史を少し振り返ってみたりもしている。 読み終えた後には、ドン・キホーテのバレー音楽を聴いて、どんな場面を表しているかを想像してみたり。 09:08 コメント(0) [コメントを書く] 2016年02月22日(月) 【アナと雪の女王】 もう随分ブームも過ぎ去った今頃になって、漸く原作を読み、映画も見ました。 ストーリー展開はわかりやすく、幅広い年齢層の人に受け入れられやすいと思いました。 自分は昔からどういう訳かミュージカルが苦手なので、やはり原作のほうが落ち着いて読めた感じがしました。 映画バージョンも、なかなか良い歌声だと思ったりはしましたが。 魔法が使えたらいいなあとは思うけれど、自分で制御できない力は、その力を持つ本人をも脅えさせる。 「凍らせる魔法」も上手く使えれば便利そうではある。 って、話の本題はそこではないけれど。 この話のポイントは、「真実の愛」ということになるでしょうか。 「雪の女王」の世界に少し似ている所もあって、心まで凍り付きそうな状態だったものが、最終的には愛という暖かい心によって溶けていく、ということを、幾つかのシーンから読み取ることができました。 登場人物の中で、友達になりたいと思うのはオラフかな。 一緒に居て楽しそうだから。 15:59 コメント(0) [コメントを書く] 2014年03月14日(金) 【隣の若草さん(藤本ひとみ著)】 タイトルを見た時には、オルコットの「若草物語」」を思い出し、4人姉妹が登場するのだろうと予め予想しました。 読み始めるとそのとおり、とても個性的な4人姉妹が登場。 おもしろおかしく話を進めてくれる中心は、家族の一員である犬の元帥。 先ずは4人姉妹の名前を見て笑っちゃいました。 みんな花の名前! でも、その名が似合っているのは、一番上の梅子さんと一番末の百合子さんかな…。 上から2番目の桃子さんは強烈な個性! でも、この人無しでは話がつまらなくなってしまうでしょう。 桃子さんを見ていると、自分の中に貯まっているイライラや落ち込んだ気持ちが吹き飛びそう。 日常の色々なエピソードによって全体の話が構成されており、調子良くどんどん読み進めることができます。 23:06 コメント(0) [コメントを書く] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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