小説

犬夜叉   犬桔   
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子供が草原を掛けてくる


「お姉さまー桔梗お姉さまぁあー!」


草原に立っている私


「来るな・・・。」


私の向かい側に、紫色の装束を着た女が一人立っている。


楓「え、あ・・・あの人は確か、椿様とかいう巫女・・。」


私に駆け寄る子供に気付き振り返る、椿。


「その童は桔梗殿の妹か・・・?」


空に渦巻く黒い雲の塊。


椿「良いのか桔梗殿・・・ココは私一人で十分。妹と共に下がっていなされ・・・」

(なんだこの者たちは・・・さっきから何度も私を桔梗と呼ぶ。この子供が私の妹・・なのか?)
瞳を閉じて答える、桔梗。


「心配無用・・・。」





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