1/1ページ目 「…ふふ…やっぱり苦いわね」 「当たり前だ。 何やってるんだ、お前は」 怪訝そうに見つめる彼は、その見た目とは裏腹に、とても優しい優雅な手つきで煙草を灰皿に捨てた。 代わりに私はその雄々しい龍に相応しく、力強い動きでベッドに縫い付けられてしまったけれど。 「……素直に言っちまえよ」 「煤I」 いや、これは意外だった。 気付くだなんて。 「…鈍感なんだと思ってたわ」 「はっ、そんなツラされといて、気付かないほど俺は馬鹿じゃないさ」 それは一体どんな顔? って聞こうとしたら、再び唇は塞がれた。 私と同じ表情(かお)をした彼に。 「……素直に言えよ」 「……それが出来たらお互い苦労しないわよね」 無駄な言い合いと口づけは、彼が帰る時間まで続けられた。 …飛行機で数時間もかかる、あの場所に。 (素直に言えたらこんなに苦しくない。) ( “行かないで” なんて) 大人の恋は 違う、大人ぶった恋は儚くも苦い。 *** まさかの名前変換なしw← すみませんすみません、お願いです改造ライターはやめt買Qフンッ いや、これ私的には楽しかったww 桐生さんエロスww笑 では最後まで読んでいただき、まことにありがとうございました!! <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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